糖尿病を予防・改善するために

記事一覧

スポーツドリンクの飲みすぎは糖尿病を招く

汗をかくと喉が乾いて水分が欲しくなります。そこで考えられたのが体液の成分に近いスポーツドリンクで、最近では多くの子供が持ち歩いているのを見かけます。しかしいくら体液に近いとは言っても、このスポーツドリンクには多量の糖分が含まれています。その量は、コーラやジュースに含まれる糖分と変りません。したがってコーラやジュースよりはスポーツドリンクのほうがずっと良いと考えて子供に持たせているお母さんが多いのでしょう。

ある意味ではその通りなのですが、反面この多量の糖分を良く考えず、毎日毎日多量に飲み続けると、通称ペットボトル症候群を起こすことになります。このペットボトル症候群こそ急性糖尿病そのものです。現在多くの子供がこの急性糖尿病で病院に運ばれています。つまり良かれと思って持たせているスポーツドリンクが糖尿病の引き金を引いてしまったということです。もちろん大人でも同じ事をすれば同じように糖尿病になります。大人の場合は代謝が低いですからもっと早く発症するかもしれません。

それじゃあ何を飲めばよいのだと言われそうですが、もし糖尿病の化があるのであればスポーツドリンクは避けて水あるいは緑茶がお勧めです、家に居るなら白湯も良いでしょう。糖尿病の化が無いのであればスポーツドリンクを多くても1日1本、半分ぐらいを水で薄めてもいいでしょう。あとは水または緑茶にしておきましょう。他の清涼飲料水を飲むのであれば、スポーツドリンクは止めておいてください。

よく仕事中に暑い暑いとゴクゴクスポーツドリンクあるいは清涼飲料水を飲んでいる人がいますが、多くは隠れ糖尿病であったり、糖尿病そのものだったりします。そういう習慣のある人は、今すぐ病院に行って糖尿病の検査を受けてください。糖尿病ではなかったとしても近く糖尿病になりますので、悪いことは言いません習慣を改めて暑いときは水か緑茶をゴクゴク飲んでください。ただしあんまり飲みすぎるのも良くないのでほどほどにしておきましょう。

このように残念ながらスポーツドリンクには悪影響もあるということを忘れてはいけません。ですからお子さんに対して毎日持って行かせるということは止めて、なにかイベントがあってすごく汗をかき疲れそうなときだけ持たせるとか、工夫してのみ過ぎないようにコントロールしてあげましょう。大人もまったく同じで、喉が渇いたら常にスポーツドリンクという選択ではなくて、汗をかいて筋肉疲労も激しいようなときにはスポーツドリンクにするなど良く考えてから飲みましょう。

糖尿病患者向けに外来で栄養指導を行っている病院があります

糖尿病を発症すると、なにはともあれ食事療法と運動療法を開始して生活習慣を変え、血糖値を下げていかなければなりません、どちらの治療も生活習慣自体に根ざしたものですのでそう簡単に変えられるものでは有りません。運動療法なら毎日散歩だけでもかなりの効果が期待できるので入り易いですが、食事療法は決められた単位数で食材を選び、レシピまで考えなければなりません。自分で作る場合も、家族に作ってもらう場合もかなりハードルの高い作業になります。

この困難さのために、残念ながら食事療法を挫折してしまう場合もあり、様々な支援情報が出てくるようになりました。例えば糖尿病食のレシピを集めた書籍、インターネット上にある糖尿病食の紹介サイト、外食ではメニューへのカロリー表示、さらには糖尿病食の宅配サービスなど、今後も糖尿病患者が増加する限り、様々な情報やサービスが出てくることが予想されます。糖尿病患者の人はこういうものを利用して自分の食事療法を組み立てることも出来ます。

しかし常にこういうものを利用するわけにも行きませんので、やはり自分で栄養について十分理解して、自分や家族が糖尿病食を実際に作れるようにすることが重要です。しかし従来では入院患者への指導などは行っている場合はありましたが、外来の患者まで含めて指導を行うような病院は有りませんでした。ところが糖尿病患者やその主治医などから地域の大病院に糖尿病患者への栄養指導を行って貰えないかと言う要望が強かったため、最近では外来で栄養指導を行う病院も増えてきています。

食事療法に不安がある糖尿病患者は、先ずは主治医に相談して、近くの栄養指導をしている病院を紹介してもらってみてはいかがでしょうか。紹介されたら、どのような手続きが必要なのかは病院ごとに違いますので、紹介された病院に問い合わせるか、ホームページなどで調べて申込み手続きを行って、指導を受けるようにしましょう。患者だけではなく実際に料理する人も参加が可能なはずですので、2人で行ってみるのも良いかもしれません。

一番いけないのは、自分で出来ると考えて、途中で挫折してしまい、結局何もやらなくなってしまうと言うパターンです。食事療法はそう簡単に出来るものでは有りません。最初から自分だけでは無理だと割り切って考えたほうが良いかもしれません。助けを求められるものはすべて使ってでも、治療を継続していくという決意が必要です。特に病院と言うのは病気を治すのが仕事ですのでどんどん利用しましょう。

糖尿病の予防と改善にはストレッチ体操が有効です

糖尿病の運動療法は食事療法と同等の基本的な治療で、糖尿病と診断されると運動しなさいと言われます。食事療法と運動療法は摂取カロリーを減らし、消費カロリーを増やすという関係にありますが、もう1つ運動する事によって筋肉を増やせれば基礎代謝量を増やすことが出来、よりカロリーを消費できる体になります。かといって普通の人の場合、場所を取るような運動はなかなかできないので、比較的効率よくカロリー消費が出来る散歩などが主な運動になっています。

もちろん散歩は気分転換にもなってストレス解消にも向いていますので、優れた運動療法ですが、最近注目されているものにストレッチ体操が有ります。ストレッチ体操は様々なものがありますが、まず場所を取らないと言う利点が有ります。畳2畳分くらいのスペースがあれば十分可能で、メタボ体型でもうすぐ糖尿病と言われている人の予防から、たとえ重度の糖尿病患者で運動ができないとされている場合であっても、体操によってはある程度行うことが出来ます。

最近ではこれ等の体操の解説本なども出てきていますが、一番のお勧めは、まず病院などで行われている講習会などを利用するのが良いでしょう。活字で読んでもなかなか理解できないような場合も有りますので、実地で指導してもらうのが一番です。体操により糖尿病に向き不向きがある場合も有りますので、より効率的にカロリー消費が出来て、体にあまり負担のかからないようなものを選んで指導してもらえます。ある程度指導してもらえば、あとは本で読んでも分かるようになるでしょう。

運動療法としては散歩も捨てがたいものですので、散歩とストレッチ体操、それからできればプールなどを組み合わせて、楽しく運動できるように考えましょう。糖尿病予防として行うにしても、治療として行うにしても、長く行う必要が有りますので、同じ運動ばかりでは飽きてしまいがちです。いろいろな運動を取り混ぜて行うことで飽きの来ない、長続きする運動療法になります。特にストレッチ体操は、いろいろなものが有りますので、組み合わせは無限大で、大変お勧めです。

ただし運動は、多かれ少なかれ体に負担がかかりますから、かならずこういうことをやりたいと言うことを医師に相談してOKを貰ってください。たとえ予防として行う場合でも、自分の体への負担が大きすぎる場合には、かえって体を壊すことになります。また自分の判断で体操の内容を変更する場合も、動かす筋肉などが変ってしまって、効果が小さくなったり、逆に過負荷になったりしないように十分注意が必要です。

プールでの運動は糖尿病に大変有効です

1 2 3 4 5 >