糖尿病 栄養指導

糖尿病患者向けに外来で栄養指導を行っている病院があります

糖尿病を発症すると、なにはともあれ食事療法と運動療法を開始して生活習慣を変え、血糖値を下げていかなければなりません、どちらの治療も生活習慣自体に根ざしたものですのでそう簡単に変えられるものでは有りません。運動療法なら毎日散歩だけでもかなりの効果が期待できるので入り易いですが、食事療法は決められた単位数で食材を選び、レシピまで考えなければなりません。自分で作る場合も、家族に作ってもらう場合もかなりハードルの高い作業になります。

この困難さのために、残念ながら食事療法を挫折してしまう場合もあり、様々な支援情報が出てくるようになりました。例えば糖尿病食のレシピを集めた書籍、インターネット上にある糖尿病食の紹介サイト、外食ではメニューへのカロリー表示、さらには糖尿病食の宅配サービスなど、今後も糖尿病患者が増加する限り、様々な情報やサービスが出てくることが予想されます。糖尿病患者の人はこういうものを利用して自分の食事療法を組み立てることも出来ます。

しかし常にこういうものを利用するわけにも行きませんので、やはり自分で栄養について十分理解して、自分や家族が糖尿病食を実際に作れるようにすることが重要です。しかし従来では入院患者への指導などは行っている場合はありましたが、外来の患者まで含めて指導を行うような病院は有りませんでした。ところが糖尿病患者やその主治医などから地域の大病院に糖尿病患者への栄養指導を行って貰えないかと言う要望が強かったため、最近では外来で栄養指導を行う病院も増えてきています。

食事療法に不安がある糖尿病患者は、先ずは主治医に相談して、近くの栄養指導をしている病院を紹介してもらってみてはいかがでしょうか。紹介されたら、どのような手続きが必要なのかは病院ごとに違いますので、紹介された病院に問い合わせるか、ホームページなどで調べて申込み手続きを行って、指導を受けるようにしましょう。患者だけではなく実際に料理する人も参加が可能なはずですので、2人で行ってみるのも良いかもしれません。

一番いけないのは、自分で出来ると考えて、途中で挫折してしまい、結局何もやらなくなってしまうと言うパターンです。食事療法はそう簡単に出来るものでは有りません。最初から自分だけでは無理だと割り切って考えたほうが良いかもしれません。助けを求められるものはすべて使ってでも、治療を継続していくという決意が必要です。特に病院と言うのは病気を治すのが仕事ですのでどんどん利用しましょう。